こんにちは、オハイオ州不動産仲介士の松本です。
アメリカ発のオンライン家具・ホームグッズ専門店のWayfairがオハイオ州コロンバス市に初の実店舗を出店すると発表しました。
オープン予定は2026年後半、Wayfairの店舗はIKEAからわずか1キロ弱の距離に位置する予定で、同じポラリス商業エリアで競合する形になります。
特筆すべきは、この店舗がただの大型店舗ではなく、「小型フォーマット(70,000平方フィート)」を試験するプロトタイプという点です。
これはWayfairがリアル店舗戦略を拡大していく中で非常に興味深い実験となります。
【なぜコロンバスを選んだのか?】
Wayfairによるとコロンバスはミッドウエストでも成長が早い都市であり、多様な人口構成と活発な商業活動が魅力。
またポラリスのモールの近辺という好立地に出店することで、地域の客層を引き込めると判断したようです。
若い世代やファミリー層、転入者が多く需要が高いことも評価されたと見られます。
【Wayfair出店が地域不動産にもたらす影響】
Wayfairのような全国ブランドの参入は周辺エリアの商業集客力を更に強め、これに付随してショッピングの増加や小売スペース・レストラン・サービス業関連の不動産需要が活発になることが期待されています。
住宅需要にもプラスの影響が期待され、人気商業施設が増えることで周辺住宅地の利便性が向上し、購入意欲や物件価値の上昇などが見込める可能性があります。
最近は立地条件に買い物やレストラン、テイクアウトが近くで出来るエリアを希望している人が増え、この地域の発展に期待が出来そうです。




