【コロンバス地区】10月の不動産レポート

 

こんにちは、オハイオ州不動産仲介士の松本です。

オハイオは本格的に冬の訪れを感じる季節となりましたね。12月に入ると各地でイルミネーションやクリスマス点灯式などのイベントが開催されます。是非この時期限定のイベントを楽しんでお過ごし下さい。

セントラルオハイオの10月の不動産マーケット状況をお知らせします。

  • 売却件数:2,718件  前年同月比+10%
  • 売却物件の在庫数:5,913件  前年同月比+21.2
  • 中間価格:$325,000   前年同月比+3.2
  • 販売日数:34日   前年同月比+21.4%

「Columbus Realtors」による「Central Housing Report」によると、住宅販売数は前年同月比で大きく増加。

住宅販売が好調だった月の一つと報告されています。

売り出し在庫(inventory)は5,913戸に達し、2016年以来の高水準。

選択肢が増え、買い手にとって選びやすさと交渉余地が出てきてる状況です。

また販売日数の中央値は34日と前年の28日から延びており、売り手優位のピークは和らいできている様子です。

 


 

【エリア別の注目】

ダブリン学区

直近の公開統計では、中央価格が$580,000、平方フィートあたりの単価は$245.11と高い数字を維持しています。

購入、賃貸いずれの面でも人気が高いダブリン学区は近年の販売価格の推移を見ても、今後も一定の家賃上昇が続く可能性は否めません。

特に一軒家の賃貸不足が深刻化するダブリンでは今後の更なる住宅不足を防ぐために駐在員を派遣する各企業が市場の現状を把握し、データに基づいた家賃補助額を打ち出す必要があります。

パウエル市

パウエル市の中央価格は$606,000、平方フィートあたりの単価は$231.48とダブリン同様高い数字を維持しています。

近年病院やスーパーをはじめとしたインフラが整備され始め、利便性の向上と共に投資家からも注目を集めているエリアです。

教育面では現地のご家庭から「生徒一人ひとりに丁寧に向き合う先生方が多い」「生徒間のコミュニティが温かい」といった声が多く、アカデミックな評価に加えて子供の内面的な成長を支える環境として評価されています。

ヒリヤード学区

10月の成約件数が103件と、セントラルオハイオの中でも際立って大きな数字を記録しました。

ヒリヤード学区の中央価格は$387,000、セントラルオハイオ全体の中央値($325,000)を上回っており、価格帯も中〜高価格帯ながらダブリンやパウエルほど高すぎず、手頃さと品質、学区のバランスの丁度良さを兼ね備えているエリアです。

10月の住宅ローンの金利が30年固定で6.25%前後と低めの水準であることから、より多くの購入者がヒリヤード学区を購入候補のエリアとして検討する可能性があります。

 


 

【まとめ】

2025年10月時点でセントラルオハイオ全体のマーケットは「在庫増(inventory)+価格安定(median sales price)+買いやすさ(days on market)」の方向にシフトしています。

現在購入を検討しているなら:在庫が増えて金利が低目の今がチャンス。貸付業者に購入予算を相談するなど、必要な準備を整えましょう。

現在売却を検討しているなら:売却日数にゆとりを持って計画を立て、無理な値付けや急ぎ売りは避けましょう。現在のマーケットでは物件の魅力を適切にアピールする事が成功の鍵になります。

購入、売却のご相談なども常時受け付けています。お気軽にお問い合わせフォームからご相談下さい。