こんにちは、オハイオ州不動産仲介士の松本です。
2025年のコロンバス地区の不動産市場は、全体として力強い結果で締めくくられました。
販売数は前年比で増加し、価格は安定。在庫は季節要因で減少という通年通りの冬型マーケットとなりました。
リアルターとして最新統計データに基づいた市場の現状をお伝えします。
【コロンバス地区全体の動向】
2025年のセントラルオハイオにおける成約件数は2,291件を記録、前年同月比で5.6%上昇しました。
- 通年の成長:2025年通年では29,626件の成約があり、去年の28,754件から3%の増加となりました。
- 販売総額:年間の総販売額は111億ドルに達し、前年の105億ドルを大きく上回っています。111億ドルは日本円で換算すると($1=150円)1兆6,65o億円。市場の大きさを改めて感じます。
- 価格動向:12月の中央値は322,000ドルでした。これは4月以来の低水準ですが、市場が安定期に入ったことを示唆しています。
- 在庫状況:12月の在庫数は4,440件で、前年比14.2%増となりましたが、11月比では19.2%減少しました。これは冬場に向かうこの地域特有の季節的なパターンです。
【ダブリン学区とヒリヤード学区】
当エリアで特に注目したい2つの学区の12月のデータを検証してみましょう。
🏫 ダブリン学区
ダブリン学区市場は通年では着実な成長を見せつつも、12月は一時的な調整局面が見られました。
- 中央価格:$583,500で、前年比10.1%増と大きく成長しました
- 12月の変化:単月の平均価格は前年比13.1%も下落、成約にかかる日数も48日(前年32日)と伸びています
- 在庫数:12月の在庫数は150件(前年比48.5%増)供給月数は1.7ヶ月となっています
🏫 ヒリヤード学区
ヒリヤード学区市場は完全な売り手市場、供給月数は0.9ヶ月と少なく、非常に早いサイクルで物件が動いています。
- 価格:中央価格:$445,000で、ダブリン学区同様に前年比10.1%増と大幅上昇です
- 制約日数:通年平均でわずか22日。ダブリンと比較しても非常に動きが早いです
- 在庫数:12月の新規リスティングは15件(前年比58.3%減)に留まり、供給月数は0.9ヶ月と、依然として強い売り手市場が続いています
【リアルターからのアドバイス】
セントラルオハイオの冬場の在庫減少は季節的な通例です。
しかし買手の需要は年末まで安定しており、更に価格が安定してきた事で2026年に向けて買手と売り手の双方にとって見通しの立てやすい環境が整ってきたと言えます。
ダブリンのような高級住宅地での選択肢が増えつつある一方、ヒリヤードのような回転の早いエリアでは迅速な決断が求められます。
エリアごとのより詳細な分析や、お客様のライフスタイルに合わせた戦略をご提案致します。
是非お気軽にご相談下さい。




