こんにちは、オハイオ州不動産仲介士の松本です。
アメリカで家を借りる際には、契約書にサインをしてから入居日までの間にセキュリティデポジット(保証金)と初月家賃を支払うのが一般的です。オハイオ州でもこの流れは同じで、特に家賃の支払いに関しては「前払い」が原則となっています。
例えば10月10日に入居する場合、入居前に10月分の家賃、つまりその月の日割り家賃を支払うのが通常の流れです。そして次回の支払いは11月末ではなく、10月の月末に11月分の家賃を支払うことになります。
アメリカでは家賃の支払い期日を守ることが非常に重要です。支払いが遅れると延滞金が発生するだけでなく、オーナーとの信頼関係にも悪影響を及ぼします。そのため月末が近づいたら早目に送金の手続きを済ませ、期日内に支払いが完了するよう準備しておきましょう。
また最近では電子送金で家賃を支払うケースも増えていますが、初回送金時には上限が設定されていることがあります。そのため全額を一度に送金出来ず、数日に分けて支払う必要が出てくる場合もあります。
特に新しく設定した銀行口座や送金サービスを利用する場合は、送金限度額や処理日数を事前に確認しておくと安心です。
オハイオ州での賃貸生活をスムーズに始めるためには、こうした支払いサイクルや送金ルールを理解しておくことが大切です。前もって準備を整えることでトラブルのない快適な新生活をスタートさせましょう。




