掘り出し物の物件を見つけたら

 

こんにちは、オハイオ州不動産仲介士の松本です。

不動産価値が上昇を続けているコロンバスですが、その中で家賃が格安で物件の状態もエリアもさほど悪くなさそうなところを見つけたとします。

「掘り出し物の物件を見つけた」と契約に飛びつく前に契約書の種類について事前に確認をしておきましょう。

賃貸契約書の種類 Net Lease と Gross Leaseとは

Net Leaseとは貸主(オーナー)が入居者に対して賃料の他にメンテナンス費用や保険、税金などを負担させる契約形態の事で、貸家に不具合が出た場合は入居者が業者を手配して修理費を支払わなければなりません。

この契約形態は主に商業不動産においてよく見られるのですが、時々一般住宅の契約においても見かける事があります。

一方Gross Leaseとは物件の修理や管理、保険や税金の支払いなどに対して貸主(オーナー)が負担する契約形態の事で、入居者は基本的に家賃だけ支払えばメンテナンスや管理などの費用に対して責任を持つ必要はありません。

賃貸物件の多くがこの「Gross Lease」を採用していますが、家賃が他と比べて異常に安い場合は契約書がNet Leaseではないかを確認しておくと良いと思います。

 

Lease Agreement